ボタニック・ガーデン(農場庭園)の見学
マイアーノ農場の庭園へようこそ
長閑なフィエーゾレ地方の丘陵地帯と旧石切場の荘厳なる岩壁が印象的な大自然に包まれた秘境に身を沈める滞在へようこそ。ここは街中の喧騒とストレスを忘れさせ、心と身体の安らぎをお約束する場所。唯一無二の絶景を目の前に、かつての芸術と歴史に想いを馳せることのできる場所です。そんな魅力のマイアーノ農場の庭園を訪ねに是非お立ち寄りください。心身を癒す散策や、オークの森の木陰でピクニックをするのはとてもお勧めです。もしくは、農場主催の見学ツアーに家族で参加したり、ロマンチックに庭園内の人工湖のほとりを訪ねたりと、様々なニーズにお応えできます。
Your experience at the Farm
Purchase your ticket or a subscription
歴史を連綿と伝える農場庭園
フィレンツェの山手に広がる魅力の英国式ガーデン
19世紀に英国紳士、サー・ジョン・テンプル・リーダー男爵が設計したこのイギリス式庭園は、一般的な「植物園」とは少し趣が異なります。当農場庭園は、この地方独自の景観を楽しみながら、傾斜面を覆うオリーブ畑や森を進み、多種多様な自然に触れながら園内を散策していけます。さらに、自らと向き合う瞑想の場や、人との交流の場としても最適で、人それぞれが、思い思いに園内で滞在できるよう設計してあります。ピクニック・エリアなども設けてあるため、家族や友人と共に、農場で販売する地域の食材やレストランの食事を持ち寄り、最高のひと時をお過ごしいただけます。
女王のロマンチック・ガーデン
1893年、英国ヴィクトリア女王ご臨席のもと執り行われた農場庭園オープニング・セレモニーを記念して、「クイーンズ・ロマンチック・パーク」と名付けらたのが、当農場公園です。園内には、静寂漂う「石柱の池」という人口湖があり、ナラの木の濃い緑や、切り立つ石切場の雄大な姿が水面に浮かびます。ここは、かつて、メディチ家の君主の命令により、街中にある「メディチ家礼拝堂」の建築資材の石が採掘された場所。近代に入り、当公園を設計した英国男爵サー・ジョン・テンプル・リーダーの時代、彼が賓客を招いたのが、今も残る園内「ティーハウス」。現在では人々の憩いの場となっています。
イタリア国内最大の農場庭園を見学
マイアーノ農場が抱える農場庭園の面積は、イタリア国内最大規模で、50万平方メートルです。園内には約2万本のオリーブの木が育ち、枝葉が太陽光を浴びて揺れ動く様子はまるで銀色に輝く海のようです。丁寧に耕された丘の傾斜面には多種多様な植物が育ち、果樹園、有機栽培の作物等、種目バラエティあふれる植物園の様相を呈する農園庭園なのです。さらに、放し飼いで伸び伸びと育つ多くの動物たちがいます。その中には、馬、羊、ガチョウ、鶏、アヒル、ダチョウ、近郊山岳地帯アミアータ産のロバなどがおり、大人から子供まで、訪問者を暖かく迎え入れ、トスカーナ地方特有の絶景の中、素晴らしい農園探検を実現させてくれます。